Chief of staffって何?

 

 

🚀 ロケッツ レイディオ、はじまる!🎙️

(Marcy) : 「ロケッツ レイディオ。このチャンネルは、我々ロケッツが『働く楽しさ』を創り出す力をブーストする、そんな活動の一環として始まりました!働くことにまつわる様々な見方を発信していきます

(Go): 「はじまりましたねー。初回ですね!」

「初回です!」

「まず決めなきゃいけないことがあるんですよ! 超重要!」

「なんですか?」

「このロケッツ レイディオ、どのぐらいの硬さでやっていくかです!」

「……硬さ?」

「そう! パリッといくのか、ゴリッといくのか、それともモフっといくのか? いや、ポフッといくのか!? 」

「(苦笑)つまり、どれくらいカジュアルにするかってことね」

「そう! 普段の仕事では結構ガッチリ固いことやってますけど、ここではもっと自由にしゃべれる場にしたいよね」

「そうだねー。ただ、カジュアルだからって適当に話すわけじゃなくて、働くことに関してちゃんと考える場にしたいね」

「じゃあ、方向性は『カジュアルだけど、ちょっと真剣』って感じで!」

 



🎯 今日のテーマ:「Chief of staff」とは?

「さて、今日のテーマですが、考えてたかな?」

ええっと……(ゴソゴソ)あ!これこれ!『チーフ・オブ・スタッフ』について話そうと思ってたんだよ!

「おお、Chief of staff! アメリカではよく聞くけど、日本ではあまり馴染みがないよね。」

「そうそう。実はこの役割、軍の指揮系統から発展してきたものらしいんだよね」

「確かに、Netflixのドラマなんかでもよく出てくるよね。例えば『Designated Survivor』とか。あれめっちゃおもしろかった。」

「うん、あれは政府部門のお話だけど、英語圏のビジネス界だと、企業でもチーフ・オブ・スタッフの役割が確立してるよね。まさにMarcyさんが過去やってきたことにかなり近いと思うんだけど、大企業でもベンチャーでも、この役割はすごく重要だった…」

 

 


🏆 チーフ・オブ・スタッフの5つの役割

「まずどんな仕事をする人なのか説明してもらってもいいかな」

「うん。我々がなんとなく理解していることを改めて言語化したいなと思って探してみたら、ハーバード・ビジネス・レビューの最近の記事 (記事リンク) が、、といっても2020年か、、あったよ。Horizon Blue Cross Blue Shieldの人がチーフ・オブ・スタッフには5つの役割があるよって言っているみたい。これ見てみようか」

「なるほど、1つずつ見ていこう」

 (パソコンを操作)「英語記事だな… Marcyさん目線でコメントしてってね」

1️⃣ エアトラフィック・コントローラー ✈️

 

「まずはエアトラフィックコントローラーだって言ってるね。なんかかっこいいね! でも要は経営トップの指示を整理して、各部署にうまく伝えるってことか」

「そうだねー。組織全体を俯瞰して、指示が混乱しないようにコントロールする役割ってことだね」

「つまり、社長の頭の中を整理して、適切なタイミングでみんなに情報を流す感じ?」

「そうだね、沢山の人を適宜飛行機の着陸順を整理する航空管制官みたいな役割だね」

 

2️⃣ インテグレーター 🔗

 

「お、これは“つなぐ人”ってこと?」

「そうね。部署ごとの壁をなくして、連携をスムーズにする役割だね」

「あー、会社ってサイロ化しがちだから、部署間の橋渡しをするってことか」

「うん。特に大きな企業では、部門ごとに目的が違うので、全体最適の視点を持つことが大事だね」

 

3️⃣ コミュニケーター 🗣️

 

「これ、社長の通訳みたいな感じ?」

「近いよね。トップのビジョンを適切な温度感で組織全体に伝える役割だね」

「トップが『利益が大事!』って言ったら、現場では『え、コスト削減ばっかりしろってこと?』ってなることあるもんね。そんなとき、それを適切に”翻訳”して、『この事業は大きな利益を出せるポテンシャルがあるんだ、それはすごいことなんだ、そしてそれが次の大きな展開に向けてとても夢のあることなんだ、そういう意味で利益が大事だって言ってるんだよ』といった内容を様々な角度から伝えてくれる人が重要になる…」

 

4️⃣ オネスト・ブローカー & トゥルース・テラー ⚖️

 

「これ、名前がめっちゃ強そうじゃない?」

「そうだねー(無視)。うん、これは簡単に言うと、トップに対しても正直に意見を言う役割、という意味で言ってるね」

「なるほど。イエスマンじゃなくて、『それは違うと思います』ってちゃんと言える人が必要ってことか」

「そうそう。組織のために、時にはトップにも厳しいフィードバックをする存在ですね」

 

5️⃣ 社内アジェンダを持たない相談者 🎭

 

「これってどういうこと?」

「これはチーフ・オブ・スタッフは思惑をもってはいけない、ってことだね。自分の出世とか評価といった目線ではなく、公正に動く必要があるということです」

「あー、確かに経営陣の中で派閥争いとかがあると、公平に動けなくなるもんね」

「そうねー。純粋に会社全体のために動くポジションというのが大事なんだよね」

「ふむふむ、チーフ・オブ・スタッフって、ただの右腕じゃなくて、組織を滑らかに動かす潤滑油みたいな存在なんだね!」

「まさにそうね。役割が多岐にわたるからこそ、すごく重要なポジションなんだよね」

「なるほどね。だから特にスタートアップではCEOの補佐として、チーフ・オブ・スタッフが重要な役割を果たすことが多いんだろうな。ベンチャー始めた当初、小規模であったとして社長室が必要だと言って始めたわけだけど、これって要するにChief of staffのことを言いたかったんだって、今となるとはっきりわかるな。要するにこのChief of staffの5個の役割を体現してくれる人が不可欠だって思ってたんだよね」

「大企業でも、新規事業や変革を推進する場面では、こういう役割の人が不可欠ですね」

 

 


🌍 チーフ・オブ・スタッフは日本に根付くのか?

 

「日本ではまだ『チーフ・オブ・スタッフ』という名称は一般的ではないけれど、実質的にその役割を担っている人はいるよね」

「例えば経営企画部長や社長室長とか、役職名としてはそういう名前だったりするかもしれないね。そんな人が、チーフ・オブ・スタッフ的な役割を担っている場合もある」

「そうね! このロケッツラジオでも、チーフ・オブ・スタッフ的な仕事をしている人をゲストに呼んで、リアルな話を聞いてみたいですね!」

「面白そう! 実際にどういう役割を担っているのか、話を深掘りしていきたいですね。」

「じゃあ、次回のゲストトーク企画、進めましょう!」

 

 


🎙️ まとめ:ロケッツ レイディオ、これからの展望

 

「さて、最後に1つ決めておきたいことがあります。」

「なんでしょう?」

「この番組名、さっきなんて言いました?」

 「ロケッツラジオ?」

「いやいや、ROCKETS RADIOです」

「れでぃお?」

「いやいや、RADIOね」

「ロケッツレイディオ!」

「そうそう ROCKETS RADIOね」

「ロケッツ…

「….レイディオ! … 練習しておきましょう」

「うん。練習します… w 」

「それでは、また次回。ロケッツ レイディオでした!バイバイ!」

「バイバイー」

 


🔥 全体のまとめ

今回のROCKETS RADIOでは、「チーフ・オブ・スタッフ」について深掘りしました。この役割は、経営トップの右腕として戦略の実行を支える重要なポジションであり、以下の5つの役割を担います。

エアトラフィック・コントローラー(全体を調整) ✅ インテグレーター(組織間を繋ぐ) ✅ コミュニケーター(ビジョンを伝える) ✅ オネスト・ブローカー & トゥルース・テラー(正直なフィードバックをする) ✅ 社内アジェンダを持たない存在(公正な立場で動く)

今後、ロケッツ レイディオでは実際にチーフ・オブ・スタッフ的な仕事をしている人を招いて、リアルな話を掘り下げていきます。次回もお楽しみに!🎧✨